人気ブログランキング |

Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

linket.exblog.jp

この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

<   2007年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

c0007384_12464253.jpgお久しぶりです。
気がついたら、全然更新できていませんでした。
なにをしていたかというと、密かに絶望していた。
っていうと大げさだけど、自分の好きな映画を観たり、揺さぶられる本を読んだり、すばらしいフィギュアスケートの演技を見せつけられたりしていたので、軽く『自分、なにやってるんだ?』状態に陥っておりました。

いや、気づいてなかったんだけど、そういうことを安野モヨコ対談集『ロンパースルーム』を読んで自覚した。
この本の中で漫画家:安野モヨコが対談している人は、ロッカー:日暮愛葉、俳優:及川光博、ミュージシャン:ローリー、女優:市川実和子、タレント:小日向しえ、ハードロッカー:大槻ケンヂ、作家:よしもとばなな、イラストレーター:寺田克也、映画監督(であり安野モヨコの夫):庵野秀明、漫画家:井上三太、画家:奈良美智という顔ぶれ。
なにかしらを表現するという仕事をしている人たちの生き様(ってほど大げさな対談内容ではないのだけど)と、自分のそれを比較したときに、もうほんと、『自分、なにやってんだ?』な気持ちに襲われてしまった。

私がやっている仕事は、経理とか事務とか電話番とかお弁当買ってくるとかお茶出すとか、実に地味で他人の都合に振り回されて、文句はつけられるけど評価されることなんかまずなくて、修行と思わないとやってられない煩雑さと、理不尽さがてんこ盛りなわけです。
それをイヤだとは思っていない。
イヤだと思ったらやらないし、生きていくことは多かれ少なかれ、そういう地味で目立たないことを真摯に積み上げていくことだ。
与えられた環境で自分のできることに心を尽くしていくのだと覚悟していたはずなんだけど、仕事にも慣れてきた最近は、そういう初心がブレてしまったんだろうな。
そうなると、他人の期待がうっとおしくなり、うっとおしがって手を抜いたことで招いた不本意な結果を罵倒され、そのくせ『私、そんなに悪くないもん』とか、自己防衛に走り、どんどんつまらないデフレスパイラルにハマっていくのにどこから手をつけたらいいかわからない・・・というような状態でした。

なにかを表現するというのは、なにも絵を描いたり、歌を作ったり、本を書いたりということだけではなくて、『昨日より今日の自分を高めていく努力を惜しまない』ということなのだと思う。
クリエイターは、それを目に見える作品にするというだけで、日々精進を怠らないということでは、生きていくこと自体がクリエイティブなことであるはずだ。
だから、例えば大御所と言われているような歌手でも昨日と変わらないならクズだし、コンビニのバイトをしている高校生でも光っている子は光っているということです。

今日の私は光っているだろうか?
昨日よりもほんの少しでも自分の中をきれいにする。
そういうことを忘れると、自分が重たい、くすんだ、どんよりしたもので曇ってきて気持ちが悪くなる。
面倒なことに、それをお手軽に他人のせいなんかにするから、さらに問題解決から遠ざかるのだ。
目の前でどんなにくだらないことが繰り広げられていようが、疲れきった誰かが自分に八つ当たりしようが、そんなことで私の中まで汚されないように気をつけていかなくちゃ。

ああ、そういうことだ。
やっとすっきりした。
桜も咲いたし、花見にも行こう!
今年の春を楽しもう!
by linket | 2007-03-27 12:49 | ●無駄人間になってやる | Trackback | Comments(2)
c0007384_10503077.jpg『さくらん』を観てきました。
好みはすごく分かれると思うが、私はもう大好きだ!
着物がきれいで、映像がきれいで、出演している女子達がきれいで、音楽が椎名林檎ときたら、もうストーリーなんかなくても、ちょんまげの男子がかっこ悪くても、ゆ、許す!

先週、DVDで『SAYURI』をみて、もうそのバカバカしさ加減の影響で、『さくらん』の評価がアップした部分も否めないんだけどね。
ハリウッドよ、これでいいのか?
というか、映画ってほんとに監督のものなのだね。
SAYURIのメチャメチャな設定に、日本を代表する役者陣の渡辺謙・役所広司・桃井かおり・工藤夕貴がなにも言えなかったことに驚き。
もうこれはどこか存在しない空想の世界の物語であり、着物からインスピレーションを得た着物っぽい衣装なのだと思わないと、着物好きとしては観ていられなかったよ(T.T)

それに比べたら、ほんとに『さくらん』の着物は美しかった!
もちろん、この時代にゼブラ柄の帯とかどうよ?なのだが、美しいから許す!
色づかいといい、柄合わせといい、ほんとに美しかった。
それともこれを美しいと思うのは、日本人DNAのなせるワザで、アメリカ人から観たら、SAYURIの方が美しいと思うのかは謎だけど。

観に行く前に、他の人のプレビューを見ていたら
「ストーリーがなくてつまらない」
という書き込みが結構多かったのだけど、ほら私って、過去世、花魁だったことあるものだから(!?)、もう共感しまくって泣きました(映画館で泣いていたのは、多分、私くらいだと思うが)。
あのラストは、私的にはものすごいハッピーエンドで、女的束縛からの解放!!みたいな爽快感でした。

それにしても、菅野美穂は役者だね。
ドラマ『大奥』での着物姿も美しかったけど、花魁姿の菅野美穂の色っぽいこと!
女ってさ、若けりゃいいわけじゃないのよね(それには努力が必要だけど)。
あと、木村佳乃って、三井○友銀行のCMで「銀行だってすぐにお返事くれるのに!」なんて言ってる姿しか知らなかったが、えぐい大人の女を演じられる女優なんだねぇ。

知り合いの高校生女子が『さくらん』を観に行きたいと言っていたので、先に観た感想をメール。

たぶんあなたが観てもつまらないと思う
大人の女のロマンだから、お子ちゃまにはわかるまい
着物はきれいだったけど、エロシーンがあるから、彼氏と観に行っちゃダメだよ


こんな美しい映画、ガキに見せてやるもんか!
百万年早いわ!
女性の監督が撮っているせいか、セックスシーンが多い割りにげんなりしなかった。
見えそうで見えないように、綺麗に撮っていたしね。
だけど、セックスが楽しくない人は観に行かない方が賢明です。
そこに嫌悪感があると、きれいなものまでグロく見えるばかりなのでね。

ほんとの大人の女はさ、男で決まる人生なんかイヤじゃん。
いくらお侍が正妻にしてくれるとか言ってもさ、そんなのが幸せかよ?って、疑っちゃうような人生経験積んでるわけじゃん。
いくらお金や権力がある男だって、囲われるだけなら、ギヤマンの中の金魚となんら変わらないし。
別に江戸時代の遊郭の花魁じゃなくても、今の私たち女子だって、そう変わらない選択肢の中を生きているような気がする。
水から出たら生きてはいけないと知っていても、狭い金魚鉢から出てみたい。
『そんなことできやしないけどね・・・』
って、ため息ついてる女たちに、だからこの映画はロマンを与えてくれるのさ。


う〜ん、DVD買うかも。


「さくらん」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
by linket | 2007-03-15 10:48 | ●平成お着物デカダンス | Trackback(1) | Comments(4)
c0007384_1585910.jpgあなたからもらった観葉植物のポニーテール

こんなに元気です

この鉢植えを見るとあなたを思い出すから
あなたが自分を消してしまいたいほど苦しんでいることが
私にはどうしても実感持てないのですよ

水やりも適当で
夏は外に冬は床暖房の上にほったらかしなのに
スクスクと伸び続けるポニーテール

『ねえ、君のご主人さまにもその元気をわけてあげてよ』

世界中の植物達はみんななにかでつながっていて
たえず情報交換をしてるんだって

だからこのポニーテールが聞いた私の祈りは
あなたの身近な植物達から聞くことができるはず

ぬるい励ましなんかに逃げ込まないで
この木とつながる小さな声を探しに行って!

あなたの無事を祈る私の声があなたに届くよう
今日も何度もポニーテールに話し掛けている
by linket | 2007-03-02 01:58 | ●鬱は自立の第一歩 | Trackback | Comments(2)

この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため


by hami