Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

今日の私は光っているか?

c0007384_12464253.jpgお久しぶりです。
気がついたら、全然更新できていませんでした。
なにをしていたかというと、密かに絶望していた。
っていうと大げさだけど、自分の好きな映画を観たり、揺さぶられる本を読んだり、すばらしいフィギュアスケートの演技を見せつけられたりしていたので、軽く『自分、なにやってるんだ?』状態に陥っておりました。

いや、気づいてなかったんだけど、そういうことを安野モヨコ対談集『ロンパースルーム』を読んで自覚した。
この本の中で漫画家:安野モヨコが対談している人は、ロッカー:日暮愛葉、俳優:及川光博、ミュージシャン:ローリー、女優:市川実和子、タレント:小日向しえ、ハードロッカー:大槻ケンヂ、作家:よしもとばなな、イラストレーター:寺田克也、映画監督(であり安野モヨコの夫):庵野秀明、漫画家:井上三太、画家:奈良美智という顔ぶれ。
なにかしらを表現するという仕事をしている人たちの生き様(ってほど大げさな対談内容ではないのだけど)と、自分のそれを比較したときに、もうほんと、『自分、なにやってんだ?』な気持ちに襲われてしまった。

私がやっている仕事は、経理とか事務とか電話番とかお弁当買ってくるとかお茶出すとか、実に地味で他人の都合に振り回されて、文句はつけられるけど評価されることなんかまずなくて、修行と思わないとやってられない煩雑さと、理不尽さがてんこ盛りなわけです。
それをイヤだとは思っていない。
イヤだと思ったらやらないし、生きていくことは多かれ少なかれ、そういう地味で目立たないことを真摯に積み上げていくことだ。
与えられた環境で自分のできることに心を尽くしていくのだと覚悟していたはずなんだけど、仕事にも慣れてきた最近は、そういう初心がブレてしまったんだろうな。
そうなると、他人の期待がうっとおしくなり、うっとおしがって手を抜いたことで招いた不本意な結果を罵倒され、そのくせ『私、そんなに悪くないもん』とか、自己防衛に走り、どんどんつまらないデフレスパイラルにハマっていくのにどこから手をつけたらいいかわからない・・・というような状態でした。

なにかを表現するというのは、なにも絵を描いたり、歌を作ったり、本を書いたりということだけではなくて、『昨日より今日の自分を高めていく努力を惜しまない』ということなのだと思う。
クリエイターは、それを目に見える作品にするというだけで、日々精進を怠らないということでは、生きていくこと自体がクリエイティブなことであるはずだ。
だから、例えば大御所と言われているような歌手でも昨日と変わらないならクズだし、コンビニのバイトをしている高校生でも光っている子は光っているということです。

今日の私は光っているだろうか?
昨日よりもほんの少しでも自分の中をきれいにする。
そういうことを忘れると、自分が重たい、くすんだ、どんよりしたもので曇ってきて気持ちが悪くなる。
面倒なことに、それをお手軽に他人のせいなんかにするから、さらに問題解決から遠ざかるのだ。
目の前でどんなにくだらないことが繰り広げられていようが、疲れきった誰かが自分に八つ当たりしようが、そんなことで私の中まで汚されないように気をつけていかなくちゃ。

ああ、そういうことだ。
やっとすっきりした。
桜も咲いたし、花見にも行こう!
今年の春を楽しもう!
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Commented by takakozuno at 2007-03-28 09:53 x
>なにかしらを表現するという仕事をしている人たちの生き様
仕事とするか、は別として、表現することにかけては、linketさんも、立派なアーティストだと思います!!
まっすぐ自分の空に向かって伸びて行きたいですね。
Commented by linket at 2007-03-29 14:49
◆アーティストは言いすぎです!
でも、それぞれがそれぞれの樹を、ただまっすぐにのびのびすくすくと伸びていきたいですね。
by linket | 2007-03-27 12:49 | ●無駄人間になってやる | Trackback | Comments(2)

この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため


by hami