Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

大人なんだからしっかりしろ!

c0007384_8591922.jpg久しぶりに夢を見た。
息子の中学校の同級生の山田君(仮名)が遊びに来ていた。
話を聞くと、高校生ながらすでに結婚しており(!)相手はかなり年上の外国人で、連れ子が5人くらいいるらしい。
だから山田君は、学校に行くかたわら働いて妻子を養っているというのだ。
なんとけなげなことよ!
新婚生活について楽しそうに話をするが、そこはかとなくただよう生活苦の匂いを私は嗅ぎとってしまい、複雑な気持ちになる。

場面変わって、知り合いの商店に行くと、山田君の奥さん(外国人と聞いていたわりに着物を着た薄幸そうな女)が、借金のお願いに来ているところに出くわしてしまう。
私の友達の女店主は、なんとかしてやりたいがうちも苦しいから、というようなことを言って、山田夫人のお願いを断っている。
肩を落とし店を出る山田夫人。
私は追いかけて言って叫ぶ。

しっかりしろ!
大人なんだから、しっかりしろ!


すると山田夫人は哀しそうな顔で振り返って、でもね・・・といいわけをしようとする。
いつの間にか10歳くらいの男の子になっていた私は、その言葉をさえぎってさらに叫ぶ。

しっかりしろ!
しっかりしなかったら、子どもが泣くんだぞ!


ここで目が覚めた。

***********************

日本の人口が統計を取り始めて以来、初めて減少に転じたそうである。
少子化は止まらない。
私は経済が縮小していくことに楽観的なのだが、子どもが大事にされない社会に甘んじるのはいやだ。

問題は山積みだし、私たち大人だって、本当に大人なのかよ、と自信がない。
大人だって甘えたいんだよ、許してもらいたいんだよ、子どものときのトラウマがあるんだよ。
死ぬほど働いたって将来は不安だし、健康にも自信がないし、お金はちっともたまらない。
子どもは産んでみたけど、お金はかかるし、安全は保証されないし、平気で人をだます人が溢れている。
いろいろ理由を見つけたら、傷ついていない人間なんかいない。

山田夫人は弱気な私の投影だ。
そして、10歳の子どもになって叫んでいた私もまた、私の一部だ。
山田夫人のように現実に負けてしまいそうな自分がいる一方で、10歳の子どもの素直さでまともに生きていきたいと渇望する自分がいる。

目が覚めて、まだ大丈夫だと思う。
私の中にあの少年がいる限り、私はまだ育っていける。
絶望せずに、いまこの一歩を進めていける。
目的地なんてきっとない。
すべてがうまくいく理想郷なんてただの夢なのだ。
社会はますます混沌とし、歳を重ねるごとに私はどんどん複雑になる。
だからこそ、心して真摯に生きなければ。
大人なんだから、しっかりしなければ。
子ども(自分に期待するまっすぐな自分)を泣かせるわけにはいかないからね。
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Commented by takakozuno at 2005-12-24 21:26 x
こないだ、無事友人の結婚式に出席、その会場で元気に走りまくり、叫びまくりの発育ざかりのガキ大将君がいました。お母さんが落ち着かせようと何をいってもだめだったのに、あまりのあばれっぷりにしびれを切らしたお母さん、「○○!悪いことしてたらシーサーが来るよ!このドアの向こうにいるんだよ!」といったとたん、暴れん坊が嘘の様に泣き顔になって怖ぁい!!と大人しくなりました。
 嘘なのに信じちゃって、かわいいなぁ、と一瞬思ってしまいましたが、よく考えたら、この子にとってシーサーはずっと怖いもののシンボルなのかな、じゃあ沖縄の街はこの子にとってたくさん怖いものが溢れてるんだ...と複雑に思いました。
Commented by linket at 2005-12-25 10:08
◆畏れを持つのはよいことだと思う
takakozuno様、ご無沙汰です。ブログは遠巻きに見させていただいてましたよ!
シーサーは怖いだけではなくて、お家を守ってくれるものですよね(誤解があったら訂正してくださいませ)。
人智を超えたところに畏怖を抱くというのは、人の心を豊かにすることだと思います。
ただ、それを簡単に「脅し」に使うのはどうかと。
私はシーサーが好きなので、シーサーを悪者にしてほしくはないです!
by linket | 2005-12-23 08:58 | ●平熱スピリチュアル | Trackback | Comments(2)

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by hami