Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

私たち大人は子ども達に未来を与えているか?

若者と未来トラバさせていただいたのは、田口ランディ様の『不眠に悩むコヨーテ』

c0007384_12431626.jpgランディさんが少年犯罪の数は横ばい、と書いているのを見て思い出したことがある。
私が高校生のときに、同じ電車でよく見かけた高校生カップルが、別れ話がもつれて男の子が女の子を絞殺してしまったという事件だ。
高校は違ったけど、田舎のローカル電車の中では派手な二人だったので、名前も顔もよく知っていた。
それから殺人ではないけれど、同じ高校の下級生が、40歳くらいのおじさんと排気ガスで心中してしまったという事件もあった。
そうだよ、四半世紀前だって、そんなことが身近に起きていたのだ。

もっともそれは身近で起きていたとはいえ、一部の遠い世界の人が起こした特別な事件で、自分たちにつながるなんて思ってもみなかった気がする。
暗いところや親に言えないところがあったって、自分にはそれを凌駕するほどの明るい未来があったような気がしていたのだ。
ティーンエイジャーの母となった今、テレビや新聞で少年犯罪の記事を見るたびに私は不安になる。
いつか我が子も、被害者や加害者になってしまうのではないか?
子どもを信用していないわけではない。
マスコミは簡単に『心の闇』がなんであるのか? どうやって形成させたのかを確定したがるけれど、そんなわかりやすい図式でものごとは起こっているんじゃない。
複雑な環境で愛を知らずに育った青少年がみんなねじれて人を憎むようになるわけではないし、大事に愛し育てていれば、犯罪に巻き込まれないわけでもない。
だから不安になるのだ。
マニュアル通りにやることが正しいことだと教え込まれて、マニュアルで回す社会で生きてきて、経済活動はマニュアルに頼ればなんとかなってきたけれど、人を一人育てるということに、マニュアルなんかないのだ。
ないはずなのに、マスコミやテレビや声のでかい著名人が『あれがいい』『これがいい』『これはダメだ』『こうするべきだ』と声高にいうから、混乱して、果たして自分の子育てはこれでいいのか不安で不安で仕方がない。

でもさ、ランディさんの言うとおりだよね。
イライラに感染してはいけないね。
うっかりなにかのひずみで我が子が試練に巻き込まれることが絶対ないとは言い切れない。
言い切れないけれど、子ども達は今日ものんきでおおらかに笑っている。
私も一緒に笑おう。
一抹の不安は消えなくても、不安のスパイラルに陥ることをやめて、今できることに心を尽くそう。
そしてなにより、子ども達の未来を信じていよう。
不安定な子ども達のまるごとを受け止めて、

「大丈夫、いろいろあったって、君たちはもっと育っていけるよ。
未来はいつだって、信じるに値するものなんだ。」

って力強く言ってあげよう。
そうすることが、私の不安を自信に変えてゆく力にもなるだろうから。
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by linket | 2005-11-14 12:45 | ●頑張れ若造! | Trackback | Comments(0)

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by hami