Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

歌舞伎座には行かないけれど

夕べは近所の七夕まつり。
夕方、息子の友達二人が「浴衣の着方を教えてください!」とやってきた。
男子の浴衣? 着せたことがないぞ。まあ、いいか。
と早速ネットで『浴衣の着方 男』で検索。
なんだ、おはしょりないし、角帯をグルグル巻いて、貝の口(帯結びの種類)っぽく結べばいいのね。
早速浴衣をはおる少年たち。
「ちょっと、ちょっと、袷が逆だよ!」
「えっ!? 男子はこっちなんじゃないんですか?」
「着物は男も女も一緒だから!」
「え〜? この間知り合いに着せてもらったとき、これで着ちゃいましたよ。」
「それじゃ、死人だって!」
「これで、帯を・・・」
「ちょっとちょっと、一回腰紐で結わえるんだよ。」
「紐? ないからいいっすよ。」
「ちょ、ちょ、ちょっと待って! ピンクだけど、家にあるから。」
「なんかちゃんと着れてない気がするんスけど。」
「着物の中心がものすごーーく、ズレてるよ。背中の線を真ん中にして・・・」
「帯、何回巻けばいいんですか?」
「ネットには2〜3回って書いてあるけど、君たち細いから・・・・あらあら、4回回っちゃったよ!」
「どうやって結べばいいんですか?」
「てきとーー! それっぽくて、ほどけなければOKさ!」
と、ドタバタしながらも着付け終了!
本当は少しタオルを巻いたり、丈を調節したりしたら格好良くなるんだろうけど、そんなの窮屈だろうし、どうせすぐに着崩れてしまうだろうから、まあいいや。
とにかくまずは、浴衣を着てお祭り! を存分に楽しんでおくれ。

ついでについてきていた少年Aの彼女も
「なんか帯がゆるんじゃって・・・」
と言うので、直してあげつつ、少年Aに
「ぜってえ、脱がせるなよ! 自分で着れないから。」
と牽制しておく。

今年は浴衣を着ている若者が多かったね。
着物好きとしては、嬉しいやら、ハラハラするやら。
「あっ、袷が逆」
「作り帯の結わえ紐が帯の上に乗ってるよ、気になるよ。」
「ああああああ、足が丸見えになるほど着崩れてるよ!」
「おいおい、浴衣でつり革につかまっちゃダメよ〜〜」
でもね、それでいいと思うの。
浴衣や着物を着こなすには、やっぱりそれなりに着慣れることが必要だから、失敗なんか怖れずに、どんどん着てほしいなあ。

最近着物に興味が湧いて、いろいろ本を読んだりしていたら、そうか、着物にだって普段着があるんだ!ということに気づいた私。
着物というと、どうしても結婚式やパーティーなんかに着られる訪問着や付下げなどのフォーマルなものを意識してしまっていたし、実際持っているのもそういう着物だけだった。
フォーマル着物は約束事も多いし、汚したらクリーニング代高いし(1回5,000円くらい)、お茶でも習わない限り着る機会もないので、どうしても箪笥の肥やしになりがち。
かといって、最近若者にはやりのアンティーク着物を柄on柄で着るのは、もう年齢的に恥ずかしいし、、、と思っていたら、フォーマル着物以下、浴衣以上というジャンルがちゃんとあるんですね。
そうだ、私も若者を見習って怖れずに、どんどん着物を着よう!
普段着なら自分の着たいものを(良識の範囲で)着ていいに決まっているもの。
というわけで、着物を着るにふさわしい秋に向け、野望がどんどんふくらむ私。
随時ご報告して行こうと思いますので、お楽しみに!
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by linket | 2005-08-08 08:51 | ●平成お着物デカダンス | Trackback | Comments(0)

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by hami