Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

c0007384_17305076.jpg冬の煮込み料理に重宝しそうなストウブの22cm(ラウンドココット)鍋をついに購入。
ストウブのなにがすごいって、この鍋使えば「最近、料理の腕が上がったね」って、言われるらしいのだ(ネットで拾った情報)。
それはつまり、魔法みたいなものでは?
魔女修行にはやっぱり魔法の鍋が必要でしょ?

というわけで、今朝届いたストウブで、さっそく焼き芋を作る。
四半世紀使ってきたアムウェイの鍋より、火当たりが柔らかいので、ほっくりおいしい焼き芋が完成。
確かに、これなら腕が上がったと間違われるかもしれしない・・・と期待が膨らむ。

ちなみに、この手の鍋はル・クルーゼが有名だけど、なんでストウブにしたかというと、無水調理ができるから。
そして、赤とかオレンジとかの鍋の色より、このグランブルーが断然、格好良かったから。

ただ、鉄製でとてもとても重い(本体:約2.5kg+蓋:約1.5kg=総重量:約4.0kg)ので、根性入れないと使えません。
毎日鉄アレイ持って、筋トレしながら料理すると思えばなんとか頑張れそうですが、もしもうっかり手が滑って足に落としたりすると骨折は免れないので、これからは台所に安全靴が必要かも(嘘
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by linket | 2011-12-11 17:30 | ●魔女修行 | Comments(0)
c0007384_8103433.jpg夫がイチジクをたくさんもらってきた。
私の田舎にはイチジクがなかったので食べ方がわからず、とりあえず生で食べていたが、とても消費しきれない。
冷蔵庫の中でだんだんしなび気味になってきてから、焦ってネットで検索かける。

簡単そうなイチジクのコンポートを作ってみた。

皮ごと洗って一度沸騰したお湯でゆがき、鍋に戻してレモン汁1個分をかけて、砂糖か蜂蜜を入れて30分ほどことこと煮る。

だけ・・・

きれいなピンク色に、女子ハートが萌えた053.gif

そしてとろりと甘くておいしい。
こんなことなら、無理して生で食べないで、全部コンポートにすればよかった。

「無理して生で食べないで」と言えば、最近、椎茸を冷凍することを覚えた。
椎茸って、早く食べないと黒く変色してしまうでしょ?
以前、干し椎茸を作って保存食にした話などupしましたが、あのハロゲンヒーターはもう捨ててしまったのよね。

椎茸は新鮮なうちに冷凍すると、すごく便利。
必要な大きさに切っておいてもいいし、丸ごと冷凍したときはしばらく室温においておけば、包丁でザクザク切れます。
天ぷらはどうかなーーと思うけど、鍋物や炒め物なんかだったら、全然問題ないよ!!
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by linket | 2011-11-04 08:10 | ●魔女修行 | Comments(0)
c0007384_1353212.jpg国産ブルーベリーを400g
砂糖を200g
あとは15分煮るだけ

ブルーベリーはイチゴやマーマレードに比べると、火が通りやすく、固まりやすいことを今回実感。
熱いときには水っぽく見えたのに、冷えたらご覧の通りのプルプル状態に。

栽培種のブルーベリーは固まりにくく、ジャムには不向きなんだそうだが、これは酸っぱかったせいでペクチンの固まりやすいpH(2.9~3.4の酸性)だった模様。

Ph調整までやる気がないので、「同じ分量で作ってるのに、作るたびに固さが違うねーー、まあ、いいっか!!」ということになるだろうが、一応記録。
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by linket | 2011-06-26 13:05 | ●魔女修行 | Comments(0)

枇杷ゼリー

c0007384_1815746.jpgたくさんいただいた枇杷が鮮度のいいうちに食べ切れなさそうだったので、枇杷ゼリーにしてみた。

ジュウーサーで果汁を絞り、水と砂糖を足して500ccの果汁入りシロップにする。
琵琶の種と種のまわりの渋いところを丁寧にとって果実を半分に割り、加熱したシロップに入れて軽く火を通す。
熱いうちにゼラチン1袋を投入。
ゼラチンの説明には『型抜きせずにやわらかめに仕上げたいときは300ccまで』と書いてあるけど、ものすごくやわらかめに作りたいので500ccでも大丈夫。

容器に入れて冷やし固める。
つい、ゼリーだからゼリー型に入れてしまったが、型抜きしないのだから、もっとおしゃれな容器に入れればよかったよ025.gif

実は、砂糖は適当に入れたので、味見したら甘すぎるっ!! と思ったのだけれど、果実を入れたり冷やしたりしたら、ちょうどよい甘味になった。
適当に作ったわりには好評だったので、来年のために記録。
リキュールとかちょっと入れたらよかったかも。
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by linket | 2011-06-17 18:15 | ●魔女修行 | Comments(0)
c0007384_19265949.jpg皆様、こんにちは。
すっかりご無沙汰しておりました。
仕事でプレゼンの資料を作らなければならず、久しぶりのパワーポイントと格闘しておりました。
しんどいことも多かったですけど、ひと山越えると、少しは自分の積み上げたものが見えたりして、ホッとしたり。

日曜日にやっとゆっくりできたので、アップルパイ焼きました。
と言っても、冷凍パイシート使用なので、レシピというほどえらそーなもんじゃございませんが。

中身は手作りりんごジャムに生リンゴのスライスを乗っけたのを挟んだだけ、という超手抜き。
なので、作ろうと思えばほんとにあっという間にできるのですが、忙しいとなかなか作ろうって思えないのよね。

最近の冷凍パイシート、発酵バター入りだそうで、とても風味がよかったです。

 おいしいものを食べると嬉しい。
 おいしいものを作るともっと嬉しい。
 おいしいものを一緒に食べるともっともっと嬉しい。

そんな冬のはじまりです。
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by linket | 2009-12-01 19:36 | ●魔女修行 | Comments(0)
c0007384_2271026.jpg先週末、また、松茸をいただきました。
ええ、自分では買えません。
もちろん、お金を出せば買えないこともないのですが、たとえ外国産でも何千円もするキノコを、買う勇気が私にはありません。
松茸を下さった方が、
「やっぱり松茸は鮮度が命。トウモロコシや枝豆と一緒。」
って、おっしゃるので、帰宅した深夜から、また松茸ご飯を作るという暴挙に。

結局、今年は松茸ご飯を6回作りましたわ。
いただいた松茸で、なんども何度も配合を変えて試した松茸ご飯。
今年もそろそろ松茸終わりだそうなので、来年のためにレシピを残す次第です。

まずは、米2合を研いでおく。
ちなみに、コシヒカリを炊き込みご飯にするとベタッとした感じになるので、ササニシキなどのあっさり系をブレンドするのが私は好きです。

c0007384_2272346.jpg松茸はぬれフキンで汚れを落とし、石突の部分(土が付いている)を鉛筆を削るようにそぐ。
それから、上下半分に切る。

下の部分は手で割く。
手で割く方が風味がよいそうです。
上の部分は薄くスライスして見栄え良く。



c0007384_2274169.jpg醤油大さじ2、酒大さじ2の中へ、手で割いた松茸を入れて、5分くらい置いてから、松茸を引き上げる。
もし、鶏肉でなく油揚げでつくる場合は、油抜きした油揚げを千切りにして、この付け汁でサッと煮る。
つけ汁(油揚げの場合は一緒に)にダシ汁(昆布の水だし)370ccを加え、米を入れ、炊く。
できれば、ガスで。
うちのガス台には、ご飯炊く用の簡単スイッチがついているので重宝してます。
レンジ台のまわりが、吹きこぼれて汚れるのは難だけど、ガスで炊いた方が絶対においしい!!
沸騰してきたら、『赤子泣いても蓋取るな』の蓋を開ける後ろめたさを感じながら、すばやく松茸を投入して蓋を閉める。
ご飯に松茸の味をしっかり炊きこませたいので、こうやって半分だけは一緒に炊く。

c0007384_227506.jpgみりんとしょうゆ(お好みで砂糖少々)で鶏肉(荒挽きだといいかも)を煮て、鶏肉に火が通ったら松茸の頭の方を入れる。
一緒に炊きこまない方が、歯ごたえが残り、風味もよい。
松茸入れたら、火の通しすぎに注意。
ご飯が炊けたら、ご飯と混ぜ込む。
しっかり味にしたいときは、煮汁も一緒に混ぜて水分を飛ばす。



c0007384_22824.jpg出来上がり。
写真の松茸ご飯は、煮汁を混ぜてないので、やや薄味です。
先日の京都旅行で買ってきた『黒八味』かけると、さらにおいしい。
ダシをとるのが面倒なときは、白ダシ大さじ1、醤油大さじ1、酒大さじ2の配合で。
具だくさんの限界は、米一合に対して松茸(中)3本。



以前会社で、「料理はうまいの?」と聞かれ、答えにつまった私。
うまいのか?
「うまいというよりも、しつこいです。」
「一番の得意料理は?」
枝豆です。」
「枝豆って、料理?」
ええ、もちろん。
いまだかつて、私がゆでたのよりおいしい枝豆に出会ったことがありません。
これを得意と言わずして、なにを得意と言ったらいいのか?
と、ひそかに思っていたのですが、今度から、得意料理は「松茸ご飯」って言ってみますわ。
ホホホ、自分では買えないので、松茸貰わないと作れないですけど。
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by linket | 2009-10-28 00:01 | ●魔女修行 | Comments(4)
c0007384_12164538.jpg天気がいい日が続いているので、干し椎茸を作っている。
人生初。

干し椎茸って、戻す時にいつも真ん中が固くて包丁が入らず、ムキッー!となるので、バッテン入れてみた。

そんなに毎日使う食材じゃないんだけど、餃子とかは干し椎茸じゃないと風味が足りない気がするので、いつも「高っ!」と思いながら買っていたが、作ればいいのか。

ただ、手作りだとカビとか虫の発生が危惧されるので、最後は床暖の上でカラカラにして、念のため冷凍保存する予定。

ふと思いついて、干し椎茸の作り方をググってみたら、天日干しでも出来ないことはないんだけど、60℃以上にしないと旨み成分のグアニル酸が増えないらしい。
せっかく手間隙かけて作るなら、おいしく作らないと気がすまないので、これはなにか手を考えないと。

干すといえば、しばらく着物の虫干ししてないな。
そうか!
床暖の上に広げて………

■追記■
c0007384_0571753.jpg深夜、60℃以上にできる方法をあれこれ考える。
我が家のオープンレンジは60℃設定ができない(最低110℃)。
フライパンだと弱火でも焦がしそうだし、床暖じゃ温度低すぎだし、電子レンジはかけ過ぎたら椎茸が爆発しそうだし・・・・
で、これです。ハロゲンヒーターで裏表5分ずつ。

  よい子は絶対にマネしてはいけません!

確かに、『これぞ干し椎茸』的な、ええ匂いがしてきます。
遠赤外線効果は、こんなところでも実力を発揮!
あとはじっくり完全に乾燥させれば、出来上がり!
意外と簡単なのに、このええ匂いは、ちょっとした驚きと感動です。
皆様も、ぜひ。
ぜひと言っておいてなんですが、ハロゲンヒーターで炙るなんて、

  よい子は絶対にマネしてはいけません!
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by linket | 2009-03-19 12:16 | ●魔女修行 | Comments(2)
アタクシ、絹(シルク)が大好きですの。
着物が好きなのは、その素材が絹であることも大きなウエイトを占めていますわね。
もちろん、浴衣のカジュアルさ、洗濯機で洗えるポリエステルの着物の手軽さなども捨てがたいのですけど、やっぱり正絹の着物が好きです。
四角い布を縫って、寸胴に着付けるのに着物姿が美しいのは、動いたときに正絹の布が作り出す、しなやかな光沢ある生地の曲線に秘密があるのですわ。

いまは、一見よくできた化学繊維の着物もたくさん出回っていますけど、やっぱりその着心地には雲泥の差がありますの。
昨年の娘ちゃんの成人式のときも、正絹のお振袖の長い袂が揺れる姿は、はんなりと咲く花が匂い立つようでしたけれども、これがポリエステルの貸衣装だと、長い袂がパラシュートのように膨らんで、バホバホしてしまうんですのよ。
帯や帯締めなども、正絹のものはキュッと締まって、気持ちまで引き締まりますの。
それから、帯をほどくときのシュルシュルという衣擦れの音や、帯締めを締めるときのキュキュッという手応えもなんとも言えず、好きですわ。

着物だけに限らず、シルク製品というのに目がなくて、この間セールで試着したスーツがやけに着心地がいいなと思ってタグを見たら、やっぱりウール85%に絹15%でしたので、思わず試着室でスーツをスリスリ・・・(そしてもちろん即買い)。
もしもアタクシとデートして下さる殿方がいらっしゃいましたら、上質のシルク混のスーツを着ていらっしゃいまし。
アタクシ、スーツをさわりまくって、うっとりと我を忘れ、メロメロになること間違いなしですわ。

実は掛け布団も絹ですの。
母が真綿(シルク)の掛け布団を使っておりまして、その魅力に取りつかれて買ったのですわ。
真綿のお布団は、軽くて、暖かくて、吸湿性もよいすぐれ物です。
アタクシ、羽毛布団はあのガサガサした感じがどうしても好きになれませんの。
それに比べて真綿のお布団は、しっとりと体にフィットしてくれるので、体とお布団の間に不安定な隙間が空かないのですわ。
真綿のお布団などというとお高そうですけれども、アタクシの買ったのは外側の生地が綿で、中綿が1.5kgの薄手のものなので、そんなにべらぼうなお値段ではござんせん。
ただし、真綿は手引き(繭を一個一個手で引き伸ばし、それを重ねて作った真綿)に限りますわ。
機械ほぐしだと、綿が偏ったり、痛みが早いそうですのよ。

先日、田口ランディさんの『ドリームタイム』(文藝春秋)を読んでいたら、その中に「繭のシールド」という短編がありましたの。
この中で、『着物を着るようになったら、人当たりしなくなった』ということが書かれていて、なるほどと、納得することしきりです。
着物というのは紐で結ぶ『呪術』であり、繭という『最高のシールド』を使った『魔除け』なのだそうです。
なんとまあ、魔女を目指すアタクシに、ぴったりのアイテムなんでせう。

アタクシの母の実家と、叔母の嫁ぎ先で養蚕をやっておりましたので、小学生のころ、お蚕さんの世話を手伝ったことがありますわ。
正直、虫は苦手なんですけれども、何十万(あるいはもっと?)というお蚕さんが、いっせいに桑の葉を食べる雨のような音や、真っ白な繭玉が目の前でクルクルと出来上がっていく光景などは、とても印象深く心に残っております。

お蚕さんといえば、全農で『カイコ飼育キット』買えますのよ。
人工飼料付きなので、桑の葉いらず、一年中、飼育が可能だそうですわ。
めでたく魔女になった暁には、お蚕さんを飼って、手引きの真綿布団を作ることにします(生糸にするのは技術が必要ですけれど、真綿ならなんとかなりそうですから)。
そして『国産魔女の呪術布団~生霊からあなたを守る最強のシールド~』として、ひっそりとネット販売することにいたしますわ。
その節はどうぞご贔屓に 053.gif
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by linket | 2009-01-08 17:43 | ●平成お着物デカダンス | Comments(4)
私は無類の枝豆好き。
小さい頃は、ゆであがったザルを抱えて、両手で食べていた。
せっかく大好きな枝豆ですもの、おいしく食べたい!
というわけで、目指すは『料亭の枝豆』の味わい。
今日はそのレシピをご披露しますわ。
そういえば、初レシピ公開?(追記:と思ったら、以前マーマレードジャムがあったことを思い出した。)


c0007384_21355961.jpg枝豆は鮮度が命。
できるだけ早く下ごしらえを。
洗って、さやの両端をハサミで切る
このひと手間(いや、ほんとはひと手間どころか、二手間、三手間だけど)で、豆本体に塩味が行き渡って、居酒屋の枝豆が、『料亭の枝豆』に格上げされる。
もっとも母に言わせると、枝豆ごときにこんなに手間をかけるのは、『ひま人』らしい。
相撲取りになった気分でつかんだ塩をドバッとかけて軽くもみ、そのまま30分以上置く
もしもすぐに茹でない場合は、ここまで下ごしらえして冷蔵庫へ。



2
c0007384_21402688.jpg鍋に多めの湯を沸かし、沸騰したら1.の枝豆を入れる。
再沸騰してから3分茹でる(やや固めです。お好みでどうぞ)。
このとき、面倒くさがらずにアクをすくう
私の場合、息を詰めて、命がけでアクをすくうので、端から見ると鬼気迫るものがあるらしい。
まあ、これも母に言わせば『相当のひま人』






3.
c0007384_21421996.jpg3分経ったららザルに上げる。
ウチワ、扇風機などで手早く冷やすと、色がきれい。
枝豆好きな私は、もちろんここいらで「アチッ!アツッ!」とかいいながら、すでに口に放り込んでおりますね。







4.
c0007384_2144180.jpg冷めたら皿に盛り、お好みで塩を振って仕上げる。
ちなみに、塩はミネラルのたっぷり入ったものがおいしいです。
塩化ナトリウムは塩辛いだけでうまみに欠けるので、料亭の枝豆には不向きです。
汗でミネラル奪われた身体に、ジャリ感のある塩が気付け剤となってくれること請け合いです。
私はビール飲まないけど、片手に枝豆、片手にビールって、好きな人にはたまらないんだろうな。
夏の楽しみとして、ちょっと羨ましいです。





おまけ
c0007384_2145526.jpg今夜はベランダで栽培しているゴーヤで、チャンプルーを作ろうと思ったら、すでに熟れていた。
確かに数日前から黄色くなっていたような気がするが、ベストな収穫時期がわからなくて、放置していたのだ。
熟したゴーヤの種のまわりは食べられると新聞で読んでいたので、試してみた。
ほのかに甘い。別においしくはないけど、食べられる。
ちなみに、息子に食べさせようとしたら、強烈に拒否された。。。。
黄色い皮はどうしたらいいのかな?
もったいないから、食べてみる気でいるが、ゴーヤに詳しい方はアドバイスplease!

教訓:ゴーヤは緑のうちに収穫しましょう。
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by linket | 2007-08-22 21:48 | ●魔女修行 | Comments(6)
c0007384_11305287.jpgトラックバックさせていただいたのは、パトリス・ジュリアンさんのRecycle ichigo jam

この時期恒例の、マーマレードジャムを作る。
市販のマーマレードジャムは好きじゃないけど、これはねぇ、ほんとにおいしいんだから!!

夏みかんの皮を薄く剥いて、ひたすら刻む。
包丁を使っていると、だんだん無心になって、最後には涙が出てくる。
別に悲しいとか、悔しいとかそんなんじゃなくて、ああ、私、疲れていたんだなぁと思う。
他人の想いとか、要求とかが、知らないうちに私をぼんやりとさせてしまう。
だけどそれは自分勝手な誰かのせいというわけでもなく、私自身に余裕がなかったということで。
だから、泣く。
くすんだ私を磨くように泣く。

刻んだ皮はまず塩でもんでしばらくおき、流水でザーザー洗う。
洗った皮にひたひたの水を加え沸騰したらザルに上げる×3回。
当たり前だが、煮るたびに皮の風味は落ちるので、苦みがお好きな方は一度でもよいかも。
私は苦いのが苦手なので、ひたすら煮る。
己の苦みも洗うように、3度煮る。

c0007384_11431957.jpg種が入ると苦くなるから、丁寧に取ってから果汁を搾る。
O型の私は『丁寧』が苦手。
でもひと手間を抜かなかったものは、やっぱり出来上がりの味が違うから、ここは辛抱、辛抱。
おおざっぱな私の密かな修行をするように、レトロな『ジュウーサー』(昔フリマで500円で購入)でジュウジュウ搾る。
ギュウギュウと言いたいところだが、『ジュウ』と果汁を搾ると、『サー』と下から出るから、『ジュウーサー』という名前をつけたんだってさ。
そのダサいシンプルさ故に、1953年発売以来のロングヒット商品。
今でも買えるこのジュウーサーは、新品だと8,400円也。

うっかり捨ててしまいそうなワタと絞りかすを量り、重量2倍の水を入れて、5分煮たら網でこし、ワタなどに含まれるペクチンを抽出する。
これがないとあのとろり感が出ない。
実と皮とワタと、なに一つ欠けてもマーマレードはできない。
このパーフェクト感は、マーマレード作りが好きなことの理由のひとつ。
なに一つ、無駄なことなどないんだよ!

刻まれた皮と、搾った果汁と、煮出したペクチンを鍋に入れ、砂糖を加える。
量は上記総量の同量〜半量くらいまで。
どうせすぐに食べてしまうので、私はいつも材料の1/2の低糖で。

あとはひたすら弱火で煮る。
アクを取るのは手間だけど、やっぱりきれいに仕上げたいから丁寧にアクを取る。
煮すぎて固いジャムになるのは悲しいから、何度も何度も煮詰まり加減を確認しながら味見。
ほろ苦いは春の味。
琥珀色のジャムがとろりと煮上がって、私の休日も終わる。
手間を惜しまず丁寧に、それが私の仮題なのだ。
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by linket | 2006-04-22 10:47 | ●魔女修行 | Comments(0)

この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため


by hami