今年も一年ありがとう
ああ、煮るの面倒( -_-)
でも保存食だからってしまい込むと、日の目をみないことも明らかなわけで……
しばし思案。
おお、そうだ!
あんこ好きな息子に頼んでみよう!
「ねえねえ、この本に小豆の煮方書いてあるから煮てよ。」
「ほい。」
そして私が友達とお茶してくっちゃべっていたほんの小一時間の間に、小豆がいい具合に煮えていた(◎-◎;)ブラボー!
早速、杵突きのお餅を加えてお汁粉のおやつ。
さすがにあんこ好きな息子が煮ただけあって、おいしい仕上がりだわ!
この愛あるお汁粉あるなら、もう、おせちとかいいや。
最近、仕事がらみで外食多くて、『お家ご飯』に飢えている。
外食って、命の糧であるはずの食事が、みんなお金に換算されちゃうからなんか疲れるんだよね。
お金にするために作られた食事なんて、餌だよ、餌(*_*)
人間がまともに食べられるものだとは到底思えないものを出されて、すごい悲しくなるときがある。
もちろん、外食産業で愛ある食事を供してくれる奇特な人もいるにはいるけど、やっぱり私にとっては、このお汁粉に勝るものはないんだな!
今日からやっと休み。
大掃除とかおせちとかいろいろやらなきゃ、と焦っていたけど、そんなことでドタバタ時間を使ってキュウキュウしながら体裁だけ整えるよりも、まずはゆっくりしよう。
息子の作ったお汁粉食べたら、フッと力が抜けた。
知り合いの少年が、デリバリーのバイトで近くに来たからと、年末のあいさつに寄ってくれて、
「家族が揃っているの、久しぶりに見ましたよ!」
って、言う。
「いや、ほんとに揃ったの、久しぶりなんだよ。」
お正月が明けたらまた忙しい日々が始まる。
だからこそ、今日はもう買ってあるソバを茹でて、後は青菜を茹でたくらいのささやかな夕飯でいいから、家族とゆっくり第九や紅白やフィギュアを楽しもうと思う。
今年一年、ありがとうございました。
よいことばかりは起こらないし、つつがない日々がつづいたりはしないけれど、だからこそ私は育っていけるのだから、来年の試練も楽しみにしていよう。
皆様もよいお年を!