♪母さんが夜なべをして、うそつき鼻緒縫ってくれた〜〜
それにしても、素敵な下駄って、どちらにあるんですの?
ほんとにどれだけのお店とネットを巡ったことでせうか!
安かろう悪かろうは見るのもイヤですし、妙ちくりんな和柄は好みじゃござんせんし、
私も娘も甲高幅広の足なものですから、できれば鼻緒はすげていただきたいし、、、
と絞り込んで行きますと、お値段が全然素敵じゃなくなるんですのよ!
ティーンエイジャーに、2万円近くもするものを買い与えたりしません、これ鉄則!!
お金を出すのがイヤとなれば、後は知恵を出すしかないですわね。
まずは、ヤフオクに出店している下駄屋さんで、黄色の鼻緒の下駄を落札しましたの。
←←こちら←←2,800円
ほんとは無地の黄色が欲しかったんですけど、手頃なのが見あたりませんの。
こちらはお値段かわいい割に、鼻緒をすげてもらえるというのが落札の決め手に。
ありがちな和柄はいまいちですけど、前ツボの赤も希望通りでしたし、
浴衣の柄に入っている菊の花が、かかとのところに描かれているのも気に入りましたわ。
これにレースを縫い縫いしようっていう魂胆ですのよ!
このアイディアを思いついたときには、そりゃ、もう、小躍りして喜びましたわ!
レースだけじゃなくて、凝った織りのチロリアンテープや、ビーズを刺繍した
リボンなんかを使っても素敵かも、、、と遠大な夢が広がるじゃありませんの。
これでもう、どんな野暮な下駄でもドンと来いですわ!
浴衣に合わせて手軽にリフォーム。
パクリで『うそつき鼻緒』と、命名させていただきましたのよ、悪しからず。
←赤いレースもインパクトがあって捨てがたいのですけど、今回は白をチョイス。
端っこは、ほつれないように糸で結んで、鼻緒の中に押し込んで縫い止めます。
このとき、下駄の塗りを傷つけないようにお気をつけ遊ばせね。
あとはレースがめくれたりしないように、要所要所を縫い止めておけば完成ですわ!
鼻緒を縫うなんて大変そうですけど、前ツボの隙間にレースが入りさえすれば、
案外簡単なので、皆様もぜひお試しあれ!
■追記■
あろうことか、花火遊びをして帰ってきた娘ちゃんの下駄のレースは、
無残に黒ずんでおりましたの。。。。
チッ、外して洗わなくちゃ、、、、