Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

ちょいとお嬢さん、振りが短いんじゃござんせんこと?

c0007384_15544394.jpg『魅せられゆかたの本』で注文してあった商品が早々に届きました。
出来上がり品も買えますけど、自分サイズで作ってみたかったので、手作りキットを注文。
Mサイズの実物大型紙と、衿の接着芯や糸、かわいい「たとう紙(写真の一番後ろに写っている麻の葉文様)」までついて12,360円。
通販だけに、期待した色合いより実物がちょっとボケていたのは残念でしたけど(追記:水通ししたら、糊が落ちたのかはっきりした色柄になった!)、これが仕上がったらまた違う感じになるやもしれませんので、まずは水通しして準備にかかりませう!

型紙を使うのは和裁の邪道ですと!?
はい、邪道で結構です。
ずっと洋裁に親しんできたので、型紙あると安心・簡単です。
それに洋服地仕様の108cm巾ですしね、型紙あった方が裁断しやすい。
だいたい和裁に型紙使わないのは、紙がお高級品であったため、型紙ごときに湯水のごとく紙を使うことが出来なかった時代の遺物であると思うのですよ(持論を正当化するため、少々大げさ)。
娘と私はほとんど同サイズなので、使い回しもできますし、ゆかたさえ縫えればいいので、和裁のイロハをゆかたで覚える気もさらさらありませんのでね。
そもそも、この浴衣をまたほどいて仕立て直すことなど絶対にありません!
和裁というのは、仕立て直すことを前提に裁断したり仕立てたりするわけで、前提がない以上、見えない部分はミシンでダダッと縫うし、衿には接着芯を貼っちゃうし、衿まわりは布の角をカットして縫いやすくしちゃうわけです。
付いてきた作り方には『背あげ』さえ省略されておりました。
これがないと衣紋を抜くとき引っ張って生地が裂けないかと不安になるので、背あげだけはつけようと思っておりますが・・・。

ところでね、私、ずっと気になっていたことがあるんですのよ。
市販のお仕立て上がりのゆかたって、振り(つまりは袖丈)が短いんじゃござんせんこと?
私が持っているお仕立て上がりMサイズゆかたの裄は68cm、袖丈は49cm。
49cmは着物としては標準サイズですけれどね、これはひと昔前の小柄なお嬢さん(裄60cm)サイズのまんまではないのかしら?

 裄60cm:袖丈49cm=裄68cm:袖Xcm
          X=55.5cm


小柄なお嬢さんサイズなら長方形のお袖がヒラヒラするものを、ただ裄を長くしただけじゃ、正方形のお袖がハコハコするばっかりで、ちっとも情緒がないじゃなくって!?
元々、ゆかたは湯上がりに羽織るものだったっていう歴史的背景もあるでしょうけれど、いまやすっかりお出かけ着と格上げされたゆかたには、絶対に長めの袖丈が必要なの!
そう思いませんこと?
ですから、アタクシは個人的美意識の追求の精神をもって、上記の計算式で求められた55.5cmよりも長い58cmで作るつもりですのよ。
長くて変なら、切ればよいだけのこと! ですわ。

それからね、衿を広衿風にしたらどうかと思いますの。
ゆかたのバチ衿って、いかにも『ゆかた』って感じがして、いくら素敵な柄で半襟重ねてすましてみても、色気がないことこの上ないんですもの!
『ゆかたはバチ衿が基本です』なんて呉服屋さんのアドバイスは聞かなかったことにしておきますわ。
だって、所詮ゆかたですもの。
私が私の好きなようにゆかたを仕立てて着たところで、誰かに文句言われる筋合いじゃありませんでしょう?

まあ、そんな気概も込めて、着物のカテゴリ名を『平成お着物デカダンス』と改めさせていただきました。
私は洋服よりも着物が似合うので着たいだけで、人様に不快感を与えない程度の分別を持って着るならば、別になに着たっていいでしょ、と思っているわけです。
もちろん、フォーマルな着物はフォーマルな場にふさわしい品格ある装いとしてマナーを遵守し、後ろ指さされないように着ることを心がけますが、それ以外は、もっと気楽に、好き勝手に、着物を着ていきたいな!

賛同者よ、来たれ!!
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by linket | 2006-05-04 14:26 | ●平成お着物デカダンス | Comments(0)

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