菱屋謹製品届く
思わず笑みがこぼれてしまう、
このお箱の中身はなんざんせう?
お高級モナカ?
国産手延うどん?
『菱屋』だけに、御用達の菱餅?
正解は、こちら
↓
↓ え~、なに? なに?
↓
↓ 早くみせて、みせて!
↓
↓ そんなもったいぶらなくても。
↓
↓ まだ?
↓
↓ じらせるのも、いい加減にして!
→ → → → → → → →
↓
じゃ、じゃ~~ん。
お待たせいたしました。
正解は、
『注文の多いキモノ店』さんプロデュースの
カフェ草履なる、本革のお草履でありんす。
勘のいい方ならお察しいただいたと思いますけれど、アタクシが降臨しているのですから、当然、箱の中身はお着物に関連するものというわけです。
こんな素敵なお草履、もったいぶらずにいられませうか?
どこがどんなに素敵かと申しますと、着物好きな女子の皆様、耳の穴かっぽじいて、よくお聞きなさいませ。
このお草履はね、「見た目こんなに美しいお高級草履でありながら、軽くてまるでスニーカーな履き心地のお草履」なのですよ。
成人式の借り物草履でマメを作って以来、「着物なんかぜーーーーったいに着るもんか!」と決意してしまった着物好きでもない女子の皆様も、目ん玉見開いて、よくご覧なさいませ。
このお草履はね、「あなたが普段履いているハイヒールなんかより、ずっと歩き易くて痛くないお草履」なのですよ。
驚いたでせう? 信じられないでせう?
詳しい説明はこちら↓↓↓
『注文の多いキモノ店別注 菱屋カレンブロッソカフェ草履』
草履の常識を覆す、歩きやすくて丈夫で長持ちで、さらにこんなにおしゃれであるなんて、素敵以外のなにものでもありませんことよ!
さて、突然のようですが、ここでひとつ、着物に興味を持った方が、ひとまず陥るタイプというを以下に挙げますわね。
1. どこまでも正統派を目指すタイプ
着物という日本の伝統文化には、お茶をはじめとして、厳格なルール(というよりもしきたりの世界)があり、その奥深さにとらわれることで、向上心を満足させ、技を極めることで快感に陥る。
2. どこまでもわが道を貫くタイプ
1.のような着物の世界に反発し、自分が着たいから着るのよ! とお約束もなにもなく、着物にスニーカーを履いたり、袖をまくりあげて浴衣を着たり、あるいは襟元をグーーーッと開けてネックレスをぐるぐるするなど、独自性を貫くことで快感に陥る。
まっ、人様のなさることですから、どれが正しい着物道かということを、アタクシが判定するつもりは毛頭ございませんの。
でもね、なにはさておいても、着物というのは、『美しくあらねば意味がない』と思うのですよ、アタクシ。
『美しい』という言葉の中には、見た目が美しいだけではなく、無理強いをしないこと、まわりの人に不快感を与えないこと、機能的であることも含まれるのです。
そういう『美しさ』というのは、伝統的であることを受け継ぎながらも、新しいものを受け入れていくいい意味での貪欲さによって、洗練されていくのではござんせんこと?
注文の多いキモノ店さんは、難しい決まり事よりもかわいかったり、美しかったりすることに喜ぶ女子のハートわしづかみな和装関連商品を、企画・製造・販売しているウェブショップさんなのです。
アタクシ、結構以前からショップをのぞかせていただいていたのですが、「ああ、あと20歳若かったら、ぜひとも着てみたかった」的な素敵商品を前に、己の早すぎた生まれを嘆いている日々でしたの。
それが一年ほど前のこと、このお草履に出会ったときは、もちろん、Fall in love!!
これだったら、四十路を過ぎた女子と言えども、履くことを許されるのではござんせんこと?
でもね、当時は息子の大学進学を控え、自分のお贅沢品を買う余裕などなかったのですわ。
限定受注生産品だったもので、泣く泣くあきらめたんですけど、こうやってまためぐり会うことが出来るなんて、本当にアタクシ、感謝の念に堪えません。
注文の多いキモノ店様、本当にありがとうございました。
これからのますますのご活躍、心よりお祈り申し上げます。
※風邪気味でちょっと文章まとまりませんが、感動冷めやらぬうちに、up!!