Frosty Night(逝くなら霜夜に!)

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この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため

黒留め袖をネットでレンタルの顛末記

c0007384_12384882.jpg大安吉日の日曜日、甥っ子の結婚式に参列して参りましたわ。
写真は、アタクシの母と三姉妹の黒留軍団。
四人が揃って黒留を着ることなど滅多にないので、記念写真を撮りましたの。

黒留着ると、間違いなく老けて見えますわね。
ただ、美人度がupすることも間違いないので、やっぱり黒留着てよかったわねぇ、とニッコリ微笑む四人でありんす。

さて、この黒留ですが、貸衣装屋に下見に行くのが面倒になったアタクシ、結局、楽天に着物関連のお店を出している『きものワールド』さんで、レンタルをしました。
黒留袖の他に、帯・襦袢・帯締め・帯揚げ・扇子・草履・バッグまで全部セットでお値段なんと!

13,000円(税込・送料込)!!(2008年11月現在)

黒留袖レンタルの相場は、30,000〜50,000円くらいと言えば、そのお安さがわかっていただけると思いますけれど、これはもう「どんなもんでも諦めませう」的なお値段です。
着物にうるさいアタクシ、いくら安いとはいえ、通常なら素通りするのですが、きものワールドさんに決めたわけは、着物の下見ができるという親切なシステムがあったからですの。

ネットの写真から、自分の好みのものを1点、次点を2点、メールします。
きものワールドさんが、まずその着物3点を、下見に送ってくれるのです(ただし、次点の着物はそのときのレンタル状況によって、別のものになる場合もあり)。
このときの送料も無料で、下見の着物をこちらから送る時の着払い伝票付。
もし、下見で気に入らなければ、キャンセルしても一切お金がかからないという太っ腹ぶり。

c0007384_12404664.jpgキャンセルしてもいいならというダメ元で、送っていただいた着物がこちらの3点。
どれも正絹で、安普請な感じもなく、生地も仕立てもよいものでしたので、ダメ元気分だったアタクシ、驚きましたわ。
そして、写真で見たときは、向かって左のお着物が第一希望だったんですけれども、実際に自分に当ててみたら、柄が少なくて地味地味ですの。
もし下見をせずにこれに決めていたら、末っ子のアタクシの着物が一番地味ということになりかねない事態でしたので、やっぱり下見してよかったです。
ちなみに、下見で送られてくるのは、着物のみ。
帯は着物に合わせて、きものワールドさんがセレクトして送ってくださるそうですのよ。

c0007384_12411113.jpg柄が斬新で、ものすごく気に入ったんですけれど、今回は見送りさせていただいた一品。
あと20年くらいしたら、もう一度着てみたいくらい好きですわ。

c0007384_12412483.jpgアタクシがお借りした着物の刺繍部分のズーム。
お値段がお値段だったので期待薄だったわりに、刺繍も豪華で、染めも雑な感じがなく、とてもよいお着物でした。

さて、下見のお着物三点は一度送り返しまして、結婚式の3日ほど前に、着物に帯、その他を含めた一式が改めて送られて参りました。
(お急ぎの方や、下見はいいわ、という方は、下見なしで発送もしてもらえます。1,000円引き)
お茶をやっている長姉に手伝ってもらって自分で着付けるつもりでしたので、予行練習しておこうと思うも、連日の残業続きでそれも叶わず、まっ、なんとかなるでしょ!とばかりに、前日の深夜を迎えたわけです。

荷造りをしながら、ふと襦袢を見ると、きれいにお洗濯はされているものの、半襟がちょっとくたびれた感じ・・・。
いえ、半襟なんて、襟元にチラリとのぞかせるだけのもの、そんなところまで、誰も見ちゃいません。
でも! 気になるわけです、アタクシは。
一晩悩んだあげく、当日の10時を待って、近所の呉服屋さんに走りましたわ!
それも駅前の呉服屋さんは一ヶ月前に閉店しており、少し遠くの呉服屋さんまでダッシュで行き、白半襟買って家に戻ると、急いで真新しい半襟をチクチク縫いつけて、11時10分に、大荷物を持って駅に向かいましたの。

大荷物になったのは、もう一つワケがありましてね。
きものワールドさんがセレクトして送って下さった帯が、ちょっとアタクシには地味だったのですわ。
ですから、着物に詳しい長姉に相談しようと、我が家にあった一番派手目の金色の帯(おそらく母が訪問着用に買ってくれた鳳凰柄)もバッグに詰め込んだのです。
結婚式場まで1時間40分の電車の旅。
乗り換えも2回あったので、袋帯2本はさすがに重うございましたが。。。

結婚式場の更衣室で、なんとか黒留を着付けたころに、長姉がやってまいりました。
「どっちの帯がいいかしら?」
「こっちの金の方がいいでしょう!」
ということで、自前の金帯に決定。
さすがに二重太鼓を一人で着付けるのは慣れていないので、長姉がいて感謝ですわ。

「それにしても13,000円って、安いわねぇ!」
と、割としっかりした貸衣装屋さんで35,000円の黒留を借りた長姉が驚きの声。
着物好きな母のDNAをまったく受け継がなかった次姉は、お姑さんの黒留一式を借りて着たので、私のネットでレンタル顛末記を聞いて
「畳んだり送り返したり、面倒くさい」と、ひと言。
確かに、着物に慣れていないと、下見の着物三枚を、広げて畳んだりするのも一苦労なのかもしれませんわね。
でも、自前の着物だってクリーニングに出したりしなきゃいけないわけです。
このお値段で借りられるなら、保管の手間暇を考えても本当にお得だと思いましたわ。

正直に書いておくと、草履とバッグは例えて言うならダ●エー的なものでした。
でも、バッグは洋服用のフォーマルなものでOKです(というか、ほとんど使いません)し、草履は、金糸銀糸の入ったちょっと踵の高いものであれば、普通の人はそこまで目がいってませんからね、このお値段だから、このくらいは大目にみてあげたいところです。

というわけで、『きものワールド』さんのレンタル着物まとめ
 ・信じられないくらい安いけど、着物はよいものです
 ・着物は3点下見ができます
 ・下見が一回なら、下見の送料も無料です
 ・下見で気に入らなければ、キャンセルは無料です
 ・黒留袖・帯・襦袢・帯締め・帯揚げ・扇子・草履・バッグがセットです
 ・自分で用意するのは、下着・足袋・着付け用の小物類だけです
 ・半襟やバッグ・草履にこだわる方は、ご自分で用意しませう
 ・面倒臭がりの方にはお勧め致しません。お近くの貸衣装屋さんにすべてまかせませう。


以上、もし次回黒留袖を着る機会があったなら、また利用させていただきたいと思っておりますこと、申し添えまして、『黒留め袖をネットでレンタルの顛末記』のご報告とさせていただきます。
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Commented by あすか at 2008-11-25 19:09 x
今はネットでレンタルできるんですね~ちょっとびっくりです。
かくいう私もネットで何回か着物を買ったことがあり、ネットでレンタルも
なかなかいいサービスだなぁと思いました。
ネットでr買った着物のひとつは訪問着。まだ元気だった母とサイトの写真をみて決めたものです。そのサイトは着物を買う前に、現物を送ってくれてそれを見て最終的に買うかどうか決めることができたので
よかったです。
帯も何点か激安で(母セレクト)求めることができましたです。
呉服屋さんも、ネットが商売敵だと言っていました。
ネットでレンタル、
いい情報をありがとうございました。
Commented by linket at 2008-11-26 15:27
◆ネットで訪問着! すごいですね。私はやったことないです。
でも、下見ができるのなら、安心ですね。
下手に展示会に行って、熱いトークに巻かれてしまうのよりはいいなぁ。
最近、親戚から着物をもらってばかりいるので、しばらく買う予定はないけど、もし買うことがあったらネットも探してみようっと。
こちらこそ、いい情報をありがとうございました。
Commented by すみか at 2015-11-22 17:16 x
こんにちは、はじめまして。
来年五月に花嫁になる予定の者です。

母の留袖の調達に「きものワールド」さんを考えていたので、詳しくて公平なレビューがありがたく、とても参考になりました。
それから他の記事も拝見しましたが、鬱に苦しむパートナーとの関わり方の記事も素敵でした。私の恋人も大変な生い立ちの人で重い鬱があり、結婚が決まるまで何度も衝突しました(彼もすごく辛かったと思います)が、鬱だからどうこうではなくて、結局は相手と自分の人格なんですよね。
鬱を軽く見ることはできませんが、彼と結婚できるのは楽しみだし、他に同じような考えの方を見つけて嬉しかったです。

他の記事も素敵なので、またこっそり遊びに来るかもしれません。
ありがとうございます!
Commented by linket at 2015-11-23 00:40
◆すみか様、コメありがとうございます&ご結婚のご予定おめでとうございます。

すみか様のようなパワーがあれば、きっと結婚生活も意義あることになります。
簡単なことばかりではないでしょうが、その苦労を自分の災いと受け取ってしまうか、意義あるものにするかはあなた次第ですから、おおらかに生きて行ってください。
最近、ほとんど放置しているのですが、よかったらいつでも遊びにきてくださいませ!(^^)!
by linket | 2008-11-24 12:43 | ●平成お着物デカダンス | Comments(4)

この地球に生まれてきた訳は、確かな信念を持つために、制約された条件の中でひとつのことに邁進し、思いを具現化させるため


by hami